今の暮らしにちょうどいい、
荒物雑貨。
松野屋
「いいものっていうのは、自然体で付き合えて、今の暮らしにちょうどいいことが大切。そういう意味で、荒物雑貨はちょうどいい。ベストでもベターでもない、ナイスなもの。」と〈松野屋〉の代表の松野さんはいう。アメリカのアウトドアグッズと日本の民芸。それぞれに共通するのは“用の美”だった。作りが頑丈で、使うほどになじみ、愛着が湧く製品。それらは農家のおじいちゃん、おばあちゃんが農業の傍らで、あるいは下町のお父さん、お母さんの手によって生み出される荒物。大量生産でもなく一点ものでもなく、中量生産。オリジナル製品もなるべく自然素材を使い、日常で長く使い続けられるようなデザインを目指している。