ずっと先の伝統を編む。

清水 貴之

takayuki shimizu

もとはまっすぐだった竹が、しなやかな曲線を描き、ものを入れて運ぶ道具になる。清水貴之さんのCargoシリーズは、縁を作らす、籠を編んだひごがそのまま持ち手の部分へとつながることで、油抜きされた端麗な白竹の優しい表情を見せる。日常の中て、使う人のさまざまなアイディアを受け入れてくれる伸びやかな佇まい。インスピレーションの源は、雲や木の形たっだという。いつかどこかで見た自然の形か、編んでいる際にふとよぎる。大分にて、200種類もの編み方が伝わる別府竹細工を学び、来た道を振り返ることもなく、目の前の作品のことだけを考えて竹を編んできた。「僕が編んでいる形は、今は新しいものかもしれないけれど、誰かが使い続けてくれて何十年、何百年経った時、それが伝統になるかもしれない」。

¥9,720

takayuki shimizu
takayuki shimizu